効果と事例

唾液中 酸化還元電位の変化

唾液中の酸化・還元電位ORPについて
  1回目施術前 2回目施術後 3回目施術後30分後
n6名 21.66 46.33 3.66

唾液は血液中の成分が唾液になり、体内を巡る血液と同じ情報をもっている。体の酸化度と健康について報告が数多くなされており2008年10月現在で10,000例を超えている。血液の採取と比較して被験者の体に負担が少なく、21世紀は唾液の時代、また21世紀は酸化・還元の時代とも言われている。
人の酸化・還元電位(oxidation-reduction potential: ORP)を測定する装置は厚生労働省より2006年9月に一般医療機器として認定されたものを使用した。ORPはその物質が他の物質を酸化しやすい状態にあるのか、還元しやすい状態にあるのかを、mV(ミリボルト)という単位で表し、通常プラスの高い電位は酸化状態を、マイナスの電位は還元状態にあることを示す。体内の“酸化”傾向は炎症、疲弊、過労、ストレス過多、老化、要因に傾くことを意味し、“還元”が優位な場合はその逆であり、老化の促進を遅らせ、体調を良好な状態に維持することを意味する。酸化還元電位が-41~+40の数値は還元状態(体調良好)、+41~+50の数値は還元境界(半健康群)、+51~+100の数値は酸化状態(半健康群、体調症状あり)+101以上の数値は超酸化状態(異常群、体調症状あり)とされている。
しかし酸化傾向にある被験者が、還元状態に変化するとき、今までの事例だと、原因はまだ解明されていないが、更に酸化状態に一度数値が上がり、その後約30分以上経過後に還元方向に変化する。本来であれば唾液の酸化・還元電位が高いことは、体内の“酸化”であり、炎症、過労、ストレス過多、老化、要因に傾くことを意味している。しかし一時的に電位が高くなり、その後還元方向に電位が下がることは、未来における健康状態を改善するための東洋医学的、ホリスティック的な思考としての「好転反応」としての捉え方する必要があると考える。
「好転反応」とは「慢性的に疲労していた筋肉がほぐれ、老廃物が血液中に流れること等が要因として考えられ、だるさや眠気、ほてり等を感じるケースが多い。また、老廃物が尿として排出されるため、その色が濃くなったりする。その他にも、主訴となる症状が一過的にぶり返したかのように見える場合もある。」である。

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